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京都のショクに恋してる

みなさまこんにちは!!

鎌倉STUDIOのあべちゃんです(^^)

新年初めてのあべブログは〜

!!京都特集!!

去年の私の誕生日に

社長から頂いた京都往復チケット。

1月21日で期限が切れてしまうギリギリに

休暇をもらい行ってまいりました!

今回は観光地ではなくより地元の感覚になれるような場所や

美味しいものを目掛けていってきましたよ♬

3泊4日の旅へいざ出発〜!

たくさんの事があったけども

これでも一部かいつまんでエッセイ風に旅の徒然を。

長文ですので

好きなところからお読みくださいw

では始まり始まりー!!

***

第1章

〜京都で五感フル稼働〜

***

DSC_8961

出発したのは雪の降った日。

バスも電車も人が溢れて混乱の中、

予定よりも30分遅れで新幹線に乗り込み

ビュンビュン雪を切って走る白い世界をながめて一息。

雪の降る京都も見たいな〜

なんて思いながら

到着した先は晴れ。

歩き回るにはやっぱりこっちがいいか。

DSC_8968

毎回京都に来る度

ついつい撮ってしまう京都タワー。

駅を出るとデデーンと構えている。

京都に来たー

と思う最初の瞬間。

・・・

到着したのは12:00ころ。

丁度お昼ご飯の時間なので

まず向かった先はラーメン屋さん

”新福菜館”

DSC_8980

そもそも私が京都へまた来れたのも

このラーメンのお陰と言ってもいい。

以前に某テレビ番組の”秘密の◯◯ショー”で

京都のラーメンが紹介されていた。

その時にこの黒いスープと黒いチャーハンをみて

無性に京都へ行きたくなったのだ。

そんなところから京都へ行きたい〜

とずっと言っていた私の小言を

HOME仲間の”ぐっさん”はキャッチしてくれていた。

そして社長に伝わりここへ私は辿り着けたのだ。

見るからに味の濃そうな見た目と裏腹に

意外ととマイルドなお味。

そして隅に写っているチャーハンに私はグッときた。

あー憧れていた物がようやくたべれた。

kyoto1

満たされたお腹を抱え

次に向かうは伏見稲荷。

いっぱい鳥居が並んでいる有名な場所。

どうも観光名所を撮るのが苦手な私。

写真ではなく実際に歩きに行くといいと思う。

・・・

それから中心部に戻り

祇園の周辺をウロウロ。

と、川沿いの素敵な所に

” PASS THE BATON”を発見。

東京の表参道にあるお店で

京都には最近出来たばかりらしい。

リサイクルショップで

人の物を人につなぐというコンセプト

(おそらく)

ここで私はカバンの”バトン”を買い

ここで良くしてくれたお姉さんに

お店の”バトン”を教えてくれないかな

と思い尋ねてみることに。

(人伝にいいお店が見つかったら面白いなと)

そしたら迷わず

近所のチョコレート屋さんを紹介してくれた。

*真ん中左の写真

行ってみたもののなかなかのいいお値段。。

試食だけさせてもらって

おいしかったのだけどそそくさと退散。

・・・

その後

八坂神社の近くにある甘味処

茶菓円山”へ

ゆっくりと日本茶と和菓子を頂いてみたい

そんな憧れの気持ちで

私には敷居が高いかなと思いつつ

思い切って大人の世界へ。。。

kyoto2

ここは欲張って

和菓子の三点盛り合わせと深蒸煎茶を注文。

カウンター席の目の前で

丁寧に注がれるお湯を眺めながら

日本っていいなと改めて感じる。

注ぎ方にも美があるのねなんて思ったり。

そんな時間にもうっとりしたり。

写真を撮りたがる私にお兄さんは

気前良く水の下たり具合を調節してくれた。

気遣いまで丁寧。

テーブルにはお月様みたいな

綺麗なまあるいお皿をセットしてくれて

和菓子を玉手箱のような黒い箱から

そのお皿に取り分けて食べる。

まるで料亭で食べている様。

DSC_9077

・奉書巻

・干し柿と白味噌の焼き菓子

・豆おこし

どれも初めての食感と味で

ほんわか暖かで出来立ての奉書巻きは

なんとも優しくて

口の中と脳みそが幸せでいっぱいに。。

お菓子に感動していると

実はこのお茶を入れてくれたお兄さんが

一人で作っていると判明。

なんて和男子!!!

お茶についてもたくさん話を聞かせてくれるので

お茶の事を知った気になれる。

ここでも”バトン”をもらいたいなと思い

オススメのお店を聞いてみる。

話に花も咲き

お茶を5杯もお代わりをしてしまい

ついつい長居。。

(通常3杯までお湯を足しているそう)

 明日はオススメしてくれたお店に

行ってみよう。

・・・

初日は違う環境に来て

目で舌で言葉で耳で頭で味わって

刺激たくさん

脳みそフル稼働な1日目だった。

***

第2章

〜非日常と日常〜

***

kyoto3

京都といえば喫茶店

喫茶店といえばモーニング

よく動いた次の日の朝には

お腹が空くので

たまごサンドを食べに。

レトロな喫茶店の雰囲気がたまらない。

こんな時くらいしか早起き出来ない私にとって

ゆっくりとお茶を飲んでサンドイッチを食べて

なんて良い時間だろ。

店員さんは皆

お揃いのネクタイにシャツにスカートで

ビシッとカッコよく決まってる。

タバコ吸ってコーヒーでも飲んでみたいものだ

なーんて思ったり。

(どっちも好きじゃないけど)

それからこの年代の喫茶店のデザインは

何かと可愛い。

包み紙にマッチケース

お皿にもロゴを入れて

一式オリジナルで揃えている。

喫茶店はおしゃれカフェの最前線だ。

という持論が浮かんだ。

さてさてそんな朝から始まった2日目

まずは嵐山へ初めて行った。

DSC_9271

紅葉のシーズンでも桜の時期でも

なーんでもない

ただ寒いだけの京都は

一年で一番観光客が少ない閑散期だそうな。

 強く冷たい風に混ざって

雪がひゅーひゅー舞っていた。

kyoto4−2

美味しいランチを頂いた後は

私が行ってみたかったお店のあるエリアに。

その道の途中

昨日の和男子なお兄さんが教えてくれた

あぶり餅屋さんへ。

寒い中おばちゃん達が餅を炙ってくれてる。

それに味噌ダレを絡めて食べるのだけど

ランチでお腹がいっぱいだった私は持ち帰ることに。

待っている間にお茶とお餅を数本くれた。

みたらし団子のお味噌版といった味。

目の前に京都弁バリバリの小学生が

「お餅食べたいわ〜」

「でもお金ないわ〜」

とおっきな声でしゃべりながら

通り過ぎていくのが面白かった。

思わず持ち帰りの団子をあげたくなった。

いやいや怪しい人に思われるだろうか

なんて考えたら出来なかったのだけど。

・・・

それから私は紫竹エリアに

ずっと行ってみたかったお店

”STAR DUST”

”みたて”

残念ながらみたて(花屋)はお休み。

窓越しに覗いて終わる。

STAR DUSTではご縁もあり

タイミングよく古道具屋さんの

“womb brocante”のexhibitionが。

なんでかというと

HOMEでもお馴染みのお店で

仕入れなどでは良くwebでお世話になっていたお店。

行ってみたかったお店にさらに

偶然行ってみたかったお店が加わり

最強の組み合わせ。

朽ちた物達がアート的な存在になって

空間に味を出している。

そんな物達を眺めながら

STAR DUSTのオーナーさんが作る

ローケーキとチャイをいただく。

優しい味とホッと落ち着く空間。

隣には2歳くらいの子供が

私を見ながらニマニマしている。

こんな時にいつもの仕事柄のせいか

子供に何か笑いを求められてるとお思ってしまう。

そしてついつい小遊びしてしまう。

kyoto5

こっちのエリアまで来ると

地元の人が多くて

帰りのバスの中で

アウェーを感じたが

自分の知らない世界でも

色んな人の日常が動いてるんだな

なんて

サラリーマンがバスに揺られてる姿を見て

そこに普通の生活を思った。

京都とはいえ

私が住んでる町と同じ”町”だ。

***

第3章

〜雪の町と鬼と天使〜

***

寝る前に見た天気予報

雪の予報だったな

ぼやっとした頭で窓の外見て思った。

DSC_9399

大粒のふわふわした雪が

既にコンクリートを白くしていた。

また今日も朝から喫茶店へ。

本日は

”イノダ珈琲”

京都の朝はイノダに行かないと始まらない

と言われる老舗の珈琲チェーン店だ。

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ここもまた

完璧に揃えられたオリジナルグッズ。

レトロなロゴもそのままに

チェーン店なのにかわいい。

フルーツサンドと

カフェオレを飲みながら

大きな窓の外の雪を見る。

さてさて今日はいっぱい歩くぞ

と自分を鼓舞した。

DSC_9396

この日は南禅寺から歩いて哲学の道を通り

一乗寺へ向かう。

1日がかりの歩き旅だ。

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まさにしんしんと降る雪の中

到着した南禅寺。

どーんと目の前に佇む

黒い大きな門構えに圧倒されて

なんだか涙がでた。

いつもお寺なんか見ても

ふーん

で終わってしまうのだけど

雪の演出のおかげか

なんでだかこの日は

ずーっと拝んでいたい気持ちになった。

本当は南禅寺よりも

水路閣を楽しみにしていた。

小さな林の先に木造の南禅寺とはまた違った

レンガ造りのおっきな橋が見えてきた。

DSC_9468

寒すぎて氷柱がぶら下がっていた。

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レンガと雪の素敵なこと。。。

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さてさて雪に浸ったところで(?)

一路哲学の道をてくてくと行く

・・・

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この雪の中

猫が一匹歩いていた。

向かった先をふと中を見ると

荷車のような物があり

猫たちが集まって暖をとっていた。

そこの看板に

”本日は休ませて戴きます”

 との表示。

今日は平日なのに学校もお休みの様で

歩く人もほとんどいなく

街はシーンとしていた。

みーんなこんな日はお休みか。

お店はやっているかと不安に思う。

・・・予感的中。

最初に目に入ったなんだか可愛いお店

植物やクラフトグッズが

窓にいっぱい並んでいて中が気になるが

”本日はお休み”

がっかりしていると

なにやら可愛いカカシが

目に飛び込んできた。

DSC_9543

カカシと一緒に旗には”おにぎり”の文字

ちょうどここは気になっていたお店だ!

いつの間にかここまで歩いてきてたんだ

と気づく。

お店は準備中。

まだ時間もお昼前だし

今日は違うところで食べようと背を向けた瞬間

強面の兄ちゃんが

「あと2,3分ごめんね〜」

となかから飛び出てきた。

大丈夫です〜と

私は言いつつその場を後にし

近くの”ホホホ座書店”へ逃げた

DSC_9554

そこは新しい本と古い本と

雑貨とキッチン(?)と

いろいろあった。

詩が好きなので

詩集が古本にないかと

お店のお兄さんに尋ねた。

そこから話題が広がりに広がり

本の出版の話から写真の話

仕事の話まで

終わりのない話にどっぷりハマり

気づけばここへきて2時間経っていた。

お腹もぐーぐー鳴り始めた私は

ホホホ座のお兄さんにようやく別れを告げ

やっぱりおにぎり屋さんへ行くことに。

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”青おにぎり”

青松さんがやっている。

青松の兄さんは元気に

「いらっしゃい!」

私はなんだかご近所さんの気持ちになった。

カウンター席に座り

どのおにぎりにしようか悩む。

お兄さんにお勧めを聞くと

「お勧めはない!好きなの食べろ」

という。

鬼だ。

私は油揚げおかかと鮭みそをたのんだ。

おにぎりを作るその様は

まるでお鮨屋さんの板前さん!

なんだかただのおにぎりじゃない。

「出来立て3秒以内に一口目たべろ」

とお兄さん

どんなもんかと口にしたら

なんて優しいおにぎり!

いい握り加減でいいお味。

お兄さんの鬼キャラクターとは裏腹に

中身は本当にいい人だ。

喋っていても面白い。

お店にはいっぱい鬼の絵が貼ってある。

街の子供が書いてくれたそうだ。

2時間前に声かけてくれた時

実はカカシに手ぬぐいを巻きに

表に出ていたんだそうな。

この人鬼じゃない。

むしろ天使かも。

お腹も心も満たされさらに北上。

その頃には雪も溶け

うっすら晴れ間も。

ウォーキング日和だ。

白川通りのブロカントのお店や

セレクト雑貨屋さん。

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ちょこちょこお店に立ち寄り

終着地点は一乗寺。

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どこも地元の人たちと

密な関係の様なお店だった。

帰り際に

”スガリ”

というラーメン屋さへ。

ここはあの”ぐっさん”おすすめスポット。

3X6A0231

ラーメンに夢中すぎて

このカメラで撮れなかったので

こちらから見て欲しい。

http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26006820/

***

第4章

〜京都とは〜

***

最後の昼食はやっぱり喫茶店

”マドラグ”

ここは昔の喫茶店を

若い人が受け継いでやっている。

たまごサンドが昔からの定評があるそうだ。

ぜひその味を!

と思いきや

どうしてもカレーナポリタンが気になる。

どっちも捨て難い

というより

どっちも食べたい!

ので両方もらうことに。

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どーんと出てきた

たまごサンドの迫力にはびっくり。

出し巻き卵がまんま挟まっているかの様。

むしろそれよりも分厚いのでは。。

そしてカレーナポリタンも登場!

ジュージューいう鉄板の上で

こちらも卵が焼けている。

総合計5個の卵。

板東英二は飛んで喜ぶだろう。

あ、あの人はゆで卵好きか。

いやいや

にしても今全部食べてしまうのももったいなく

むしろ全て平らげるには

店員もびっくりだろう。

本当はたべれそうだったけど

持ち帰り様のパックにつめてもらい

明日の仕事のお供にした。

あとは近辺をレンタサイクルで

ぐるっとぶらぶら。

京都の街中には古いものがあちらこちらにあって

上手に今と共存している。

古い建物も大事にされている。

ここもその一つ。

京都芸術センター

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古い校舎を使っていて

展示や市民が自由に使える

自習室などある。

中を覗くと教室では大人が勉強している。

いい風景だな。

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町でもそこ彼処に

古いガラス

古い看板

古い建物

でもみんなちゃんと使われてる。

私が感じた京都とは

美味しい食べ物

古いもの

新しい発想

粋な心

今回出会った人

それぞれ自分の生活の中で

楽しい事を求めて

古いことを受け継いで

老いも若いも楽しめる町。

自分の家に帰りそんな事を思いながら

寝る前に日記を書いた。

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*おしまい*

ここまで読んでくれたそこの貴方!

このつまらない文を全部読んでいただき

ありがとうございました(^^)

それではまた

次回はおそらく改装についてのお話かな♬